派遣・人材紹介コラムCOLUMN

2025.10.16 社員の育休!その「困った…」は助成金と人材派遣サービスで解決できます!

社員のライフイベントは、会社にとっても喜ばしい知らせです。

しかし、担当者や管理職の頭には、祝福の気持ちと同時に「業務の引き継ぎ、どうしよう…」「残ったメンバーの負担が増えてしまう…」といった現実的な悩みが浮かぶのではないでしょうか。

この期間を単なる「人員不足のピンチ」と捉えるか、それとも「チームを強化するチャンス」と捉えるかで、職場の未来は大きく変わります。

そして、その鍵を握るのが「両立支援等助成金」「産休・育休代替派遣」の活用です。

 

■「育休中等業務代替支援コース」をご存じですか?

国は、育休取得を促進する企業を支援するため、両立支援等助成金の中に「育休中等業務代替支援コース」を設けています。

これは、育休取得者の業務を代替する周りの社員への手当支給や、新たに代替要員を確保した場合に、国から企業へ助成金が支給される制度です。

(※支給額や要件は年度により変動します。詳細は厚生労働省HPをご確認ください)

この制度の目的は、育休取得者が出ても業務が滞りなく進み、残る社員の負担を軽減し、育休取得者が安心して職場復帰できる環境を整えることにあります。

 

■なぜ「派遣」が最適な選択肢なのか?
では、この助成金を活用して代替要員を確保する際、なぜ派遣社員が最適なのでしょうか。

1.必要なスキルを持つ人材を、必要な期間だけ確保できる

最大のメリットは、そのスピードと専門性です。

派遣会社には、経理、営業事務、WEB更新など、様々な職種で即戦力となるスキルを持った人材が多数登録しています。

自社で採用活動を行う手間や時間をかけずに、「来月から半年間、請求書発行の経験者が必要です」といったピンポイントな要望に応えることが可能です。

 

2. 採用・労務管理のコストを削減できる

直接雇用の場合、募集広告費から面接、給与計算、社会保険手続きまで、多くの時間とコストが発生します。

人材派遣サービスを利用すれば、これらの管理業務はすべて派遣会社が担当。

担当者は、本来のコア業務に集中できます。

 

3. チームの負担を確実に軽減し、温かい雰囲気で復職者を迎えられる

何よりも大きいのが、既存社員の心身の負担を軽減できることです。

一時的な業務過多による疲弊や不満を防ぎ、チーム全体の生産性を維持します。

その結果、職場に余裕が生まれ、育休から復帰する社員を「待ってたよ!」と温かく迎え入れる雰囲気作りにも繋がります。

 

■成功の第一歩は、OAGへの相談から

「助成金に興味はあるけれど、手続きが難しそう…」

「どんな人を頼めばいいか、業務の切り出し方がわからない…」

そんな時こそ、私たちOAGの出番です。

OAGには人材派遣サービス(OAGコンサルティング)と助成金申請代行(OAG社労士法人)の両方をご提供することができます。

まずは、貴社の状況をヒアリングし、助成金の活用も見据えながら、どのような業務を、どんなスキルを持つ人材に任せるのが最適かを一緒に整理させていただきます。

社員の育休は、既存の業務フローを見直したり、新しい風をチームに吹き込んだりする絶好の機会です。

この機会を最大限に活かし、社員全員が働きやすい職場環境を築くために、ぜひ「助成金」「人材派遣サービス」の活用をご検討ください。

執筆者
人事・労務コンサルティング事業部 人材紹介派遣課 吉澤 健治
経歴
大学を卒業後、専門商社の営業職を経験した後、2007年に人材業界に身を投じて、2013年に経理職の人材サービスを専門とする当社に入社。現在は、人事・労務コンサルティング事業部人材紹介派遣課に属して求人企業からの求人依頼の対応や派遣中のスタッフフォローを担当。
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